一見素朴な形であるが,スキー板の底には鉄板も取り付けられた,おそらく機能的な台車であったように思われる。何の運搬に使用されていたのかは不明であるが,ハンドル部の高さはおおよそ700㎜弱であり,当時の平均身長を想像すると,大人でも無理なく推すことはできそうであるが,やや低いようにも思われる。底板も曲面を示し,側板に至っては遊び心からなのか,それともなんらかの合理性を示すものなのか,階段型の雲形を示している。3D化はできていないが,スーパーのカートの手前の小物置きのようなパーツもあり,見た目の素朴さ以上の機能があり,有効に日常において使用されていたのかもしれない。
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